カフェインは、紅茶とコーヒーのどちらが多いか。
今日は、カフェインは、紅茶とコーヒーの
どちらに多いのでしょうか?
というお話です。
皆さま、こんにちは。
紅茶教室Ladystyle です。
中目黒で紅茶教室とサロネーゼ式
整理・収納セミナーを行っています。
ティーカップが、左側。
コーヒーカップは、右側。
(正確には兼用)
カップの話に入る前に
カフェインについてのお話です。
教室に来られる皆さまにカフェインは
どちらが多いでしょう?
と伺うと、大抵
『紅茶でしょう?』とお答えになります。
そう、正解です。
それはグラム当たりに換算した場合の話なのです。
カフェインの含有量を紅茶の葉とコーヒーの
豆の状態で比べると確かに紅茶は、コーヒーの3倍程の
カフェインを含んでいます。
しかし、
1杯辺りの紅茶の量は、
標準的な淹れ方でおよそ3グラム。
3㌘と言えばティースプーン1杯です。
これを150ミリリットルのお湯で抽出します。
逆に、コーヒーの場合は
コーヒーメジャー、1杯当たり平均で、約10㌘。
お湯が140ml。
カフェインの量は、
どちらが多いかもうお分かりですね?
平均的にみて、1杯当たりに
含まれるカフェインの量は
紅茶を基準にして、
インスタントコーヒーがその2倍
豆で淹れた場合がその3倍
となっています。
又、コーヒーと紅茶の
いれ方の違いにも
カフェインの量に影響しています。
コーヒーは豆を焙煎する時に
マメの細胞が破壊されるため
お湯にカフェインが溶けだしやすいのに対し、
お茶の葉を発酵させる紅茶は
細胞をそれほど破壊させないから。
という理由です。
次にカップについてですが、
ティーカップは、口が広くなっています。
これは、ピオニーと呼ばれる形です。
ピオニーとは、朝顔のこと。
口が広いと、光が沢山入り
紅茶の色(水色)がより一層
美しく見えるからと、
香りが広がりやすいから
だと言われています。
この形は、コーヒーでも紅茶でも
両方使う事が出来る兼用カップ
『リー』です。
紅茶もコーヒーも好き!という方。
自分は紅茶が好きだけど
お客様にどちらが良いか伺うと
大抵『コーヒー!』というお宅などは、
兼用カップが便利かもしれませんね。
男性のお客様は、コーヒー党が多い様に(私は)思います。
紅茶のカフェインは、そもそも何なのかしら?
基礎からきちんと学びたい方、一緒に紅茶の奥深い世界への
第一歩を踏み出しませんか?